街を歩いていると幾組もの家族づれとすれ違う休日は、いつもと同じ街のはずなのに空気が違う。 街を活気で満たす喧騒に、子どもの泣き声、大人の苛立った声が混じっているのだ。 そして、そのような声を圧倒して溢れているのは…。 笑い声。 これは、そんな休日の街を過ごしたデンゼルとマリンのお話し。 世界は愛に…!「デンゼル、なにが欲しい?なんでも言ってみてくれないか?」 「マリン、あっちに可愛いぬいぐるみあったけど欲しくない?」 クラウドとティファがさっきからそう言ってくれてる。 それは、普通ならすごく嬉しい言葉なんだけど、ちょっと…今日はさぁ、なんか…うん、買ってもらわなくていいや…って気分なんだ。 え?なんでかって? い、いやぁ、そりゃ勿論、欲しいものがないからに決まってるじゃん? だって俺、充分過ぎるくらい色々買ってもらったり……してはないけど、それでも、不足してるってことは全然ない。 ちゃんと毎日ご飯食べさせてもらってるし、おやつもティファが作ってくれてるし、服だって小さくなったら大きなものを買ってもらってる。 靴も汚くなったらティファが綺麗に洗ってくれてるし、夜もちゃんと綺麗なシーツで眠らせてもらってる。 だから! 俺は良いの、欲しいものは何にも無いんだから。 でも、 「ううん、良いんだ。今日はこうして『家族』揃って時間過ごせるって言うのが嬉しいから〜」 って言うと、クラウドとティファの眉間にシワが寄って眉尻が下がっちゃった…。 あぁぁあ、そんな情けない…っていうか、悲しい顔させるつもりは無いんだって! クラウドもティファもさ、気を使いすぎなんだよ俺なんかに。 て言うか、マリン! お前まで、 「うん、私も欲しいもの特に無いし。ぬいぐるみはお店に飾ってるのを見てるだけなら『可愛い』で済むんだけど、お部屋の中にあったら場所取っちゃうし、埃がすぐ溜まるからいい」 なぁんてこと言ってんなよなぁ! 俺は良いから、マリンは素直に『欲しい!』って言ってたチョコボのぬいぐるみ買ってもらったら良いじゃんか! そしたら、クラウドもティファも少しは喜んでくれるってのに、なんで俺と一緒になってさっきから『いらない!』って言い張るんだよ!! とか思ってると、すっごく情けない顔をしたクラウドとティファが顔を見合わせて困ってるのが見えた。 うぅ…ごめんよ、2人とも。 でも俺、『アイツら』と同類にはなりたくないんだ! …そう、アイツらとはこういう休日の街にはいたるところに出現してる奴らのことだ。 平日でも割りと目にすることはあるんだけど、そのたびに、『あ〜、みっともないなぁ。俺は絶対あんな奴らと一緒になんかならない!』とか思うわけ。 それなのにさぁ、さっきすっげぇイヤなことに気がついちゃって…。 それに気づいて、もう大ショック! 雷が頭に落ちた気がしたよ。 だから、久しぶりにクラウドがお休みになった休日の今日は、ぜ〜〜ったいにわがまま言わないんだ。 家族で最後まで楽しい時間を過ごすんだ! でも、マリンは買ってもらったら良いのにさぁ…。 ちょっぴりマリンを恨めしく思って盗み見たらバッチリ目が合った。 うおっ! なんだよそのタイミング、その目! なんでマリンまでイヤそうな…と言うよりも、何か言いたそうな不満いっぱいの目で俺を見るんだよ! そんな目で見られる覚えはないね、むしろ俺の方こそがだな! ハッ!!もしかして…。 マリンも…俺と同じ理由で『買ってもらわない』のか!? そうか!?そうなんだな!? 誰かが言ってたなぁ…『目は口ほどにものを言う』って。 マリンは一言もしゃべってないのに、マリンが言いたいことがめっちゃ分かった、ピーンッ!ってきたね。 そっかぁ…。 ならマリンが『おねだり』するなんてありえないよな。 …なら…俺がするか?『おねだり』。 でも…だ、だめだ! うあぁあああ、『過去』の最低サイアクの自分が襲ってくる! 絶対絶対、『おねだり』なんか出来ない! 俺はガックリと肩を落とした。 隣ではマリンが同じようにガックリしてるし、後ろではクラウドとティファが困り切ってるし…。 折角の『家族団らん』は、まるで『悪いことしてごめんなさい』って反省会してるみたいな重たくどんよりとした空気にすっぽり包まれちゃって…。 それもこれも…。 「ヤ〜ダ〜!!買って、あれ買ってーー!!」 「いい加減にしなさい!さっきも買ってあげたでしょ!?」 突然、俺と同い年くらいの子どもがすぐ傍で大泣きしてくれたからビックリして飛び上がった。 やめろよな!心臓に悪いだろ!? しかも、なんだよその『あれ買ってー!』って、ガキかよ、お前!!(← 自分のことはきちんと棚上げ) いいか!? お前が簡単に『あれ買って』って指差してる模型を買うためにどんだけ働かないといけないと思ってんだ! 大体、今日こうして街に遊びに来られたのも全部親の稼ぎのお陰だろ!? お前の親が必死になって働いて稼いでくれたお金で生活ギリギリ頑張って、一生懸命家計やりくりしてくれたから貴重なお金が浮いて、お前が今手にしてるアイスクリームが買えてるんだぞ!? それなのに、なにを贅沢言っとるか、この愚か者!! 「デンゼル、お前もあの模型欲しいのか?」 ドッキーーッ! あんまりにもガキ(← 注:同年代)がうるさくて耳障りでイライラしてたからって睨みすぎた。 クラウドがちょっと期待を込めて俺を見てる。 さっきまで『いらない』ってずっと言ってたことと、イライラしてたことが相まってつい、「ううん、いらない、あんなの!」ってキツイ口調で言ってしまった…。 隣でマリンが思いっきり睨んでくる…。 うぅ…ごめんよ…。 「………そ、そうか…」 シュ〜〜ン…。 音を立てるようにクラウドが小さくなった。 あぁぁあ、ごめんよクラウド! 違うんだ、クラウドにイラついたんじゃないんだ、全部あのガキが悪いんだ〜! 「デンゼル…マリンも、なにか今日、変よ?どうかしたの…? ティファ。 ごめんよ、別に不足があるとか不満があるとか、ましてや2人が勘違いしてるように『日頃構ってくれないって怒ってる』わけでもないんだ。 でも、本当のことを言うと…いくら人のいいクラウドやティファ、マリンでも俺のことを軽蔑するかもしれない。 だから…。 「変じゃないって。ティファもクラウドも気を使いすぎ。別に買ってもらわなくてもこうして一緒にいられるだけで楽しいんだからさ」 「そうそう!だからクラウドもティファも気にしないで?私、こうして久しぶりに一緒に歩けるだけで幸せだし」 俺に合わせてマリンもそう言った。 ティファはちょっぴり目をユラユラさせて、 「そうね。うん、ごめんね、しつこく勧めちゃって」 気を取り直したようにニッコリ笑った。 「クラウド、デンゼルとマリンの言うとおりだわ」 「そう…かな…」 ティファのちょっと作ったような笑顔にクラウドは少しだけ納得出来にくそうだったけど、それでも最後は「うん、そうだな」って頷いた。 「2人とも、悪かったな無理やり勧めて。普段なにもしてやれないからってついモノを買ってやることでお詫びしようとしたんだけど、安直だった」 少し悲しそうな苦笑を浮かべたクラウドに良心がズキズキ痛む。 痛むけど、でも…ごめんよクラウド、ごめんよティファ。 俺、やっぱり本当のことは言えない…。 クラウドとティファの気持ちにこたえてやれないことがちょっと…いや、かなり申し訳なくて俯きがちになる。 そんな俺に、 「じゃあ…」 ってクラウドの声がうんと近くで聞こえたかと思ったら。 「うわっ!」 ぐんっ!といきなり身体が持ち上げられて、一気に視界が高くなった。 これって…。 「これくらいなら良いだろ?」 クラウドのツンツンした髪の毛に触る。 俺の両足首をしっかり持ってクラウドが少し笑った。 「うん!」 思いがけない肩車に嬉しくてつい大きな声が出る。 うんと下の方でマリンが「わ〜、いいな、いいなぁデンゼル!クラウド、私も、私も〜!」って『おねだり』してた。 「順番にな」 「うん!」 クラウドのいきなりのプレゼントにたった今までどん底だった気分がう〜んと明るくなる。 やっぱりクラウドはすごい! 俺の憧れの英雄だ!! 俺も絶対に大きくなったら、こういう風に子どもたちに優しくてデカイ男になるんだ! ティファもすごく明るい顔して嬉しそうに見ててさ、なんか照れ臭かったけど素直に笑い返せたんだ。 うん、今の笑い返せた自分は褒めてやりたいな。 俺を肩車したままクラウドが歩き出すと、なんかこう、ユラユラ身体が揺れるんだけど全然怖くないどころか『絶対に大丈夫!』ってすごく安心する。 やっぱりクラウドがしっかり足を握っててくれてるからだ。 まるで父さんみたいに。 そう…父さん。 父さんと母さんと一緒にプレートの上で暮らしてた頃も、こうして買い物とかの時によく肩車をしてもらった。 流石に一昨年くらいからはしてもらってなかったけど。 最後におねだりして断られた時、『肩車するにはもう重すぎる』…って言ってたな。 …。 …それを考えるとやっぱりクラウドは英雄だよなぁ。 あの頃よりも今の方がうんと重いはずなのに、軽々ひょいっ!だもんなぁ。 …父さんごめんよ。 父さんみたいな男になりたい!ってクラウドに会う前は思ってたのに、今じゃあ『クラウドみたいになりたい!』だからなぁ…。 あ、でもちゃんと父さんのこと、今でも大好きだから!! そんな懐かしいこととかそうでないこととか思いながら、俺はクラウドの肩の上から見る街並みをドキドキしながら眺めてた。 * うわ〜♪ 父ちゃんよりは低いけど、やっぱりクラウドも男の人だよね。 肩車から見る景色はすっごく素敵! ティファもさっきまでと違ってニコニコしてるし、デンゼルもまだ興奮してるみたいで頬っぺたが赤くなったまま。 「どうだ、マリン。大丈夫か?」 「うん!すっごい、楽しい〜、面白い〜!」 「そうか。喜んでもらえて何よりだ」 「うん!本当にありがとう、クラウド!」 「そんなに喜んでくれるとはこっちこそ『ありがとう』だな」 いつも優しくて『ありがとう』ってしょっちゅう言ってくれるクラウドだけど、今の『ありがとう』はいつもよりもうんと明るくて、すっごく『大好き!』って思えた。 だから、クラウドの頭にギューッてしがみついたらクラウドがすごく珍しく声を出して笑ってくれた。 そんな私たちを、同い年くらいの子どもが何人もすれ違いながら羨ましそうに見てた。 中にはお父さん(場合によってはお母さん)におねだりする子が何人もいたんだけど、今のところおねだりを聞いてもらった子の『声』は聞こえない。 ちょっぴりそんな子たちに優越感。 クラウドはすごく力持ちだから(見た目ではそう思えないんだけど)、私もデンゼルも軽々と抱っこしてくれる。 エヘヘへ、良いでしょ〜?って言いたい。 勿論、本当に言ったりはしないけどね。 でも、1つくらい自慢したいんだ、ああやって『お父さん』『お母さん』と一緒に手をつないでる子たちに。 だって、クラウドもティファも、私の本当の『家族』じゃないんだもん。 あ、違うの、勘違いしないで? 私はそれがイヤだって言ってるわけでも、不満があるわけでもない。 すごくすごく満足してるって言うか、むしろ『私ってラッキーだなぁ』って思ってる。 血が繋がってないのにこんなに良くしてくれる人、そうそういないよね? クラウドもティファも、私と同じように血の繋がってないデンゼルのことも本当に可愛がってくれてる。 だから、私はデンゼルと『兄妹』なんだなぁ…って本当に思えるし、クラウドとティファのことを『家族』だって思えるんだよ。 それってすごいことだよね? だからね、私はそれだけで充分なんだ。 こうして滅多に無い休日を『家族サービス』の時間に当ててくれてるクラウドのことも、毎日お店を営みながら私やデンゼルの面倒見てくれて、家事を完璧にこなしてくれるティファのことも本当に大好き! 大好き!!って思える人に大事にされて、その人たちと一緒に過ごせてるんだもん、これ以上の贅沢はちょっと想像出来ないよね? これ以上、色々としてもらうなんてバチが当たっちゃうよ。 だからクラウドもティファも、これ以上気を使わなくて良いのに…。 * 「あ〜、お腹一杯だ」 思わず大きな声で『満足』を口にする。 クラウドとティファはニッコリと、マリンは食後のデザートのチョコレートパフェをスプーンで口に運びながら笑った。 オープンテラス形式のレストランで昼食を食べて俺はもう大満足。 「デンゼルの言うとおり、美味しかったね、ティファ」 「うん、美味しかったわね」 「ティファ、今度店でも作れるんじゃないのか?」 「う〜ん、そうねぇ、何品かは作れると思うけど」 クラウドに話しかけられてティファはメニューをとっくりと見た。 細くて綺麗な指で作れそうな料理を辿ってる。 それをクラウドが覗き込むようにして身体を寄せた。 …どこからともなく女の人の黄色い声が聞こえた気がしたけど、気のせいか…? 「じゃあ、そろそろ出るか」 マリンがしっかりと最後まで食べ終わるのを待って、クラウドが立ち上がった。 その時…。 「あれ、デンゼルとマリンじゃん」 マリンと同時にそっちを向く。 ゲッ!友達グループの中でも一番の金持ち君じゃん…。 『ゲッ!』って思ったのは俺だけじゃなかった。 マリンも、思いっきりイヤそうな顔をした…かと思ったけど、 「あ〜、すごいね、偶然だ〜」 満面の笑みで応えてる。 …すげぇ! あれこそがセブンスヘブンで培った『作り笑い』だ! しかも、一瞬で完璧に『イヤそうな顔』を隠したぞ、今! どんだけすごいんだ、マリン!! 友達(?)は父さん、母さんと一緒に遊びに来たみたいだった。 丁度、俺たちと入れ違いに店に入るところだったんだな。 あ〜、良かった、一緒にならなくて。(← 何気に酷いです) クラウドとティファが友達(?)の両親に挨拶しあってる間、そいつはニヤニヤ笑いながら持ってた沢山の袋を自慢げに見せてきた。 「ほら、これ見てよ。父さんが買ってくれたんだ〜」 「へぇ!すごいね、良かったね」 マリンが実に上手に相手をしてくれたお陰で俺はニッコリ笑うだけで済んだけど、なんか、なんっか!ムカつくな…! 「デンゼルたちは何も買ってもらってないのか?」 テーブルの下をわざとらしく覗くそいつに、思わず『うるせぇ』って言いそうになったけどグッと堪える。 でも、ティファとクラウドがハッ!って顔をしたのが見えてすごく焦った。 あぁあ、こんなことになるなら1つくらいは買ってもらってたら良かった! 「ううん、私たちは買ってもらってないの。だって、欲しいもの、なんにもなかったんだもん」 マリンが完璧に台詞で応えたけど、そいつは見えてイライラする笑い方で俺とマリンを見た。 マリンが言ったことを全然信じてないって思ってる顔だ。 「ふ〜ん、そっかぁ」 なんだよその勝ち誇った顔! 思わず睨みそうになったけど、そいつの母さんが慌ててそいつの頭を小突いた。 クラウドとティファに父さんと揃って頭を下げると足早に向こうへ行ってしまったから、まぁ良かった…のか? でも、クラウドとティファは何とも言えない複雑な顔をしてた…。 2人にそんな顔をさせたアイツにすっげぇムカついたけど、同時に俺は自分にも腹が立った。 だって、2人は何度も勧めてくれたのに意地みたいになって買ってもらわなかったのは俺だし。 そのせいで、なんか俺とマリンが『何も買ってもらえない可哀相な子』って見られたし。 そうじゃないのに!! 「あのさ、クラウド、ティファ!」「あのね、クラウド、ティファ!」 もうグズグズ考えるのはやめだ! アイツに嫌味された苛立ちと自分への腹立たしたの勢いそのままで2人を見上げると、丁度同じタイミングで同じ台詞をマリンが口にした。 「「 買って欲しいのがある(の)! 」」 2人は目をまん丸にしたけど、フワッと笑ってくれた。 * 俺はボトル・イン・シップ(瓶の中に船の模型が入ってる)を、マリンはやっぱりチョコボのぬいぐるみを買ってもらって、セブンスヘブンに帰った。 店に戻ってからどうして買ってもらうことをずっと拒否してたのか、2人にちゃんと説明した。 要するに、俺はプレートの上の子どもだったから、今まで『あれ欲しいなぁ』って言って『ダメ』って言われたことなかったんだ。 だから、クラウドたちと一緒に暮らし始めて…って言うか、星痕症候群が治ってから初めて『あれ買ってー!』って駄々こねてる子ども見たんだ。 もうすっげぇみっともないなぁって思った。 でも、それは『買ってあげられない親に対して』じゃなくて『駄々こねる子ども』に対してみっともないなぁ…って思ったんだ。 ほら、セブンスヘブンのお手伝いするようになったから『お金』の大切さってすごく良く分かるようになったから。 そしたら、自然と昔の自分がすっごくバカだったんだなぁって思えて恥ずかしくって。 だから、昔の自分に戻りたくなかったし、周りで駄々こねるガキと同じになりたくなかったんだ。 マリンも俺と似たような理由だった。 バレットのオッサンは、貧しいなりにもマリンにだけは不自由させまいと結構色々と買い与えてたんだって。 それを小さい頃のマリンは事情とか良く分からなかったから単純に喜んでたけど、クラウドたちと暮らし始めて少しずつ分かってきたから、ああいうことをしてもらわないように気をつけよう、って思うようになったんだって。 …な、俺と似たような理由だろ? 全部説明し終わったら、クラウドとティファは身体全部を使ってホッと息を吐き出した。 「良かった…。日頃何もしてやれないことを『物を買い与えることで誤魔化してる』とか思われて、それで機嫌が悪いのかと心配した…実際、失礼すぎる考えだったな…ごめん2人とも」 「2人とも…本当に気を使っちゃって…。もっと甘えて良いのに」 2人はそう言うと、にっこり笑ってくれた。 俺とマリンが大好きな笑顔で。 「それじゃあ、今度また休みが取れたら次こそ我がまま言ってくれ。たまには我がまま言ってくれると嬉しいもんなんだからな」 「そうよ、2人とも。私もクラウドも、デンゼルとマリンの可愛い我がままを聞きたいと思って、今日は楽しみにしてたんだから」 俺とマリンは顔を見合わせた。 ちょっぴり照れ臭いけど、やっぱり嬉しい。 「「 うん! 」」 あぁ、今から楽しみだ。 本当に、俺とマリンの世界はクラウドとティファの愛に溢れてる!って実感出来た一日だった! あとがき 買い物とかに行くと、最近は小さい子どもが親に『あれ買ってー!』と、まるでドラマや漫画のように泣き叫んでいる姿をよく見るようになりました。 ………鬱陶しい!!(怒) はい、すいません。 マナフィッシュ、あの子どもの『買って買って攻撃』大嫌いなんです! そして、その攻撃に結局応えてしまう親も大嫌い! というわけで浮かんだお話しだったり…(笑) いや、中にはきっとデンゼルやマリンのように『買って買って言ったらダメだよね』って思ってる賢い子どももいると思うんです!(← 願望) そんな子どもをイメージ…したわけではありませんが(ドーン)、こんな話になりました〜。 久しぶりに幸せ家族でした。 お付き合い、感謝です♪ |