特になんでもない日。
 そんな日に、一緒にいられるのがこんなにも楽しくて、愛おしい時間になるとは…。

 そして、なによりも、そう感じることが出来る自分を誇らしく思う。
 それは自惚れ?
 それとも…。





幸せ自慢






「やぁ、ティファちゃん!今日は一段と別嬪さんだねぇ」

 市場を歩いていると、大きな声で呼びかけてくれる八百屋の主がいる。
 ティファはいつものように軽く微笑んでそれを流しながら、
「この春キャベツ、一玉お願いね」
 瑞々しいキャベツを指差す。
 店主は意外そうな顔をした。
「お?一個だけかい?」
「うん、今日はお店、お休みだから一つで充分」
「へへぇ!そうかい、良いねぇ。俺っちも休みが欲しいねぇ」
「ふふ、ダメよ、おじさんには頑張ってもらわないと、明日、新鮮なお野菜を買いに来られないじゃない」
 ティファの言葉に、店主はニヘラ〜、と実にしまりのない顔をしてにやけると、
「へっへっへ、そう言ってもらっちゃあ、張り切って頑張るしかないなぁ!」
「ふふ、頑張ってね。そうそう、奥さんにもよろしくね。この前のジャガイモ、最高だったわ。本当に美味しい料理が沢山お客様にお出し出来たの。お礼、伝えてくれる?」
 ティファの言葉に、店主はいよいよ目じりを下げた。
 この若い女性は、女だてらに一軒の店を持っている。
 酒を振舞うだけではなく、安価な料金で舌を唸らせる料理を出してくれる店、『セブンスヘブン』。
 復興めまぐるしい大都市であるエッジの一角に小さなたたずまいを構えているこの店の主が、まさかこんな美女とは、パッと見た限りでは絶対に分からないし、彼女をそう紹介しても信じないだろう。
 だが、『セブンスヘブン』という店は本当に有名だった。
 彼女が『ジェノバ戦役の英雄』という肩書きを持っていたからという事実は否めないが、それだけではなく、とびきり美味しい料理が庶民の財布に優しいということで人気なのだ。
 彼女は特別高級な食材を使用しているわけではない。
 だから、客達に高額請求しなくても充分店をやりくりしていけるのだ。
 というわけで、この店の料理が美味しい、という評判は、言ってみればティファ・ロックハートの料理の腕がいかに高いかを物語っている。

 そして、それだけではない。

 とにかく、彼女の人となりが素晴らしい。
 英雄という肩書きを鼻にかけることなく、むしろ、地べたに這いつくばって、そこから必死になって立ち上がってきた世界中の人達と変わらないくらい…、いや、それ以上に必死になって、働いて、人のために尽くしている。
 というのも、少ない稼ぎの中から毎月孤児院へ寄付をしている…という噂がある のだ。
 そして、それは恐らく真実だろうと人々は思っている。
 それは彼女が全く縁(ゆかり)のない少年を『家族』として養っている姿を惜しげもなく、隠しもしないで…、さりとて言いふらすわけでもなく、ただ『あるがまま』として過ごしているからだ。
 養っている子供のうち、少女は彼女達の仲間の養子、という噂だった。
 まぁ、この場合、そういう噂はどうでもよくて、彼女とその恋人が、少年と少女の面倒を見ながら店を経営していることは事実だった。
 だから、彼女の人気は高い。
 彼女の恋人である青年の人気も高い。
 それが星レベルのことであると証明されるようになったのは、ここ数ヶ月の間だった。
 というのも、ようやっと星の混乱も収まり、各大陸への交通がなんとか整備されつつある昨今、観光客…とまではいかないが、他の大陸に家族がいる、とか新天地を求めて…といった、旅行者が多くなってきたからだ。
 エッジはただの通過点のため、ふらりと立ち寄ったり、あるいはエッジに骨を埋める覚悟でこの地にやってくる旅行者達は、旅行者同士の情報というものがあるようで、エッジに来ると、

「「「 セブンスヘブンというお店はどこですか? 」」」

 と訊ねる者が本当に多い。

 純粋に、旅行者達の間で噂になっているのも一つの原因だろうが、多くは『WRO広報誌』だろう。
 そして、それが彼女や彼女の恋人にとって、重い枷となっているのも事実だった。
 しかしながら、その苦しい胸の内を知るのは、彼らの仲間、そして数少ない親友のみに止まっている。
 どういう形であれ、自分達の名前が『復興』を掲げているエッジの役に立っているなら喜ぶべき…、と彼らは受け入れている。
 受け入れるまでに費やされた時間は決して短くはなかったのだが…。


 とにかく。
 彼女と彼女の恋人であるクラウド・ストライフはエッジにとって、一種の『ブランド』のような存在となりつつあった。
 そして、そんな彼女の経営する『セブンスヘブン』が、人気絶頂にあるのも自然な成り行きのように思われる。

 と、判断するのは彼女と彼女の家族を知らない第三者の意見。
 無論それは正しい。
 だがそれだけではなく、本当に彼女の作る手料理は美味しいのだ。
 だから、常連客達の中には、彼女が久しぶりに『家族揃った食卓』を囲めることを喜べない者もいる。
 クラウド・ストライフが夕飯の時刻に戻ることが確定している日、それは彼女が店を休んでしまう確率が格段にアップするからだ。
 それに、ほんの少しの嫉妬もスパイスとして心情に込められている。
 彼女の笑顔と手料理は、まさに異性にとって憧れのものだからだ…。


「はいよ、こっちはおまけだ」
「まぁ、ありがとう!」

 店主はしまりのない笑みを浮かべてティファの手に、注文とは別の『にんじん』をおまけとして押し込んだ。
 ティファの明るい笑顔と謝辞の言葉が、店主の耳に心地良く響く。
 その場にいた他の買い物客達が、自分達もおまけしてくれるかも…、とほんの少し期待を込めて店主を見たが、はたして気づいているのかどうか…。

「じゃ、気をつけてな。デンゼルとマリンにもよろしく伝えてくれ〜。あ、それから旦那にもなぁ!」
「うん、本当にありがとう!」

 輝く微笑を残してティファは八百屋を去った。
 あっと言う間に人ごみに紛れて消えていく彼女の後姿は、凛としていて実に美しい。
 動きの一つ一つに無駄がないのは、彼女が華奢な体躯からは想像出来ない猛者だからだろうか?

 店主はその後姿を見送ると、ニヤニヤとしまりのない顔のまま、自分の仕事に戻ったのだった。


 *


 ティファはたいそう機嫌が良かった。
 もっとも、機嫌の悪い日はそうそうないのだが…。
 いつも柔和な微笑を浮かべている唇は、今日はより一層弧を描いており、見るからに幸せ真っ只中だった。
 理由は簡単。
 クラウドが早くに帰宅出来る、と連絡をくれたからだ。
 元々彼の帰宅予定は夕飯時だった。
『セブンスヘブン』という店を営んでいる故に、ティファ達の夕飯はいつも一般的な家庭と比べて遅い。
 大体20時くらいだろうか…。
 小さな子供達がいる家庭では、18時から19時くらいになるだろう夕飯は、飲食店をしている加減でどうしても遅くなってしまっている。
 子供達は、店の手伝いをしながら交代で食事を摂ったり、時には本当に打ち解けている常連さんと一緒のテーブルで食事を摂ることもある。
 しかし、それは滅多になかった。
 やはり、『仕事』の中に『私生活』を入れてしまうのは良くない、とティファは考えている。
 そして、その考えにクラウドも子供達も同意してくれていた。
 ただ、本当の本当に気心知れた常連客…、言ってみれば、『親友』とも言える人達が来てくれた時だけ、更にはその時の客の込み具合に客層を見て、『良し、今日は大丈夫』と判断した時だけ、その『親友』と共に食事を店の中で摂った。
 ティファは、その判断基準を非常に厳しくしているつもりだった。

 ・『親友』と呼べる人達が来てくれた時、店の中にいる客達に『常連さん』が少ない日

 何故『常連さん』が少ない日、なのかと言うと、ここにはティファの店主たる配慮があった。
『常連さん』にも色々いる。
『やっかむ人』もいれば『クセの強い人』もいる。
 そういう『ちょっと困った常連さん』がいる時にそんなことをすると、さぁ今度、彼らが来た時に何と言う?

 ― 『なんで俺達と一緒に子供達は食べないんだ?』 ―
 ― 『あの客達には心を許していて、自分達には許していないのか?』 ―
 ― 『差別じゃないか!』 ―

 残念ながら、常連客皆が歓迎すべき人達ではない。
 だからこそ、ティファは子供達が嬉しそうに『親友』とも呼べる人達と夕飯を食べても大丈夫かどうか、細心の注意を払うのだ。
 少しでもピリッ!とした空気を察したら、すぐに中断させる。
 食事の途中でもだ。
 言い訳は、
『ごめんね、食事中で悪いんだけどお店が忙しくなったから手伝ってくれる?』
 に尽きる。
 とても聡い子供達は、ティファの言外に言わんとしている言葉の意味をちゃんと理解し、ニッコリ笑っていそいそとエプロンを着けるのだ。

「ふふ、本当に今夜は楽しみね〜」

 思わずスキップしそうになる。
 本来ならば、食事を摂らせてあげたい時間に食べさせてあげられるだけではなく、クラウドと一緒に食べられるのだ。
 これを喜ばずしてなんとする?

 一般的にみたら、家族が揃って食卓を囲むことに対し、ここまで喜べるものだろうか…?と首を捻るだろう。
 そうして、滅多に家族が揃って食べられない毎日を送っていることに、もしかしたら同情されるかもしれない。

 だが…。と、ティファは考える。

 こういう『当たり前のことを喜べる』というのは、本当の意味で幸せ者だ、と思うのだ。
 子供達も、クラウドと一緒に夕飯を食べられることを昨日のうちから非常に楽しみにしていた。
 特別な料理が出るわけではない。
 まぁ、多少は豪勢にしたい、と思うのだが、いかんせん、そんなに金にゆとりがあるわけではないのだ。
 人々が噂になっているように、クラウドとティファは、出来る限り、孤児院に寄付をしていた。

 匿名で。

 だから、噂は噂として、彼女達の耳には入っているが、それをクラウドは生来の無表情で、ティファは微笑を浮かべて、右から左に受け流している。

 別に言いふらすことでもないし、恐らく『ジェノバ戦役の英雄』として、またもや不要に持ち上げられる。
 クラウドとティファは、孤児院への寄付を行うことに決めたとき、そう話し合ったのだ。
 それだけは避けたい…と。
 贖罪とは、目に見える形よりも目に見えない形で行いたい…と。
 だから、ティファもクラウドも、頑張っている。
 目に見えない形で…。
 ティファは、セブンスヘブンで安価で温かい料理と雰囲気を。
 クラウドは、荷物の配達という目に見えるものを運んでいる。
 だが、それにはモンスターに襲われたり、荒野で悪天候に見舞われて野宿するしか仕方がなかったり…と、かなりハイリスクを背負っている。
 そういったハイリスクを背負いながら、彼は依頼人の心のこもった大切な荷物を運ぶのだ。


「ふふ、クラウド、あとどれくらいかなぁ?もうカームに着いたかしら」

 気持ちがウキウキしているので、ついつい一人で笑ったり、独り言を口にしてしまう。
 その度に、周りからチラリ…と見られてドキッ!として取り繕うようにかる〜く会釈をしてそそくさと足を速めるのだが、この浮かれた気持ちは抑えられない。

 先ほどまで、街中で幾組みも見かけた幸せそうなカップル達。
 クラウドが帰れない日々は、彼らの存在がとても羨ましく思えていたものだが、今日は違う。
 今日は、彼らに負けず劣らず、自分は幸せだ!と自慢出来る気分だ。

 本当に幸せで。
 すっごくすっごく楽しみで。
 子供達が昨夜から心待ちにしているよりも、ティファの方がはるかにはしゃいでいるようだ。
『……だって、しょうがないじゃない。私だって、クラウドに会いたかったんだもん』

 子供たちよりもはしゃいでいるという自覚が湧いた途端、ティファは一人で真っ赤になったが、今日は本当に浮かれている。
 そして、あっさりとそれを認めることが出来た。
 いつもなら恥ずかしくて色々と言い訳を口にするのだが、今は全て頭の中でのこと。
 周りに突っ込まれたわけではないので、素直になっても全然へっちゃらだ。

「あ〜、楽しみだなぁ!」

 信号待ちに引っかかって、変わるのを待っている間、ついつい一人呟きながら、う〜〜ん、と伸びをした。
 空は晴れ渡っており、この分だと天候によってクラウドの帰宅はスムーズにいってくれるだろう。
 今日は天候までもが味方してくれている。

 ティファの期待は膨らむ一方。
 クラウドにもうすぐ会える、という歓びは胸いっぱいに広がっており、ポケットに入れている携帯を先ほどから意識してしまう。

 『もう、カームだから、あと少しだな』

 その連絡が入るかもしれない。
 ティファはクラウドがそこまで気が回るかはさておき、もしかしたら!の方だけを頭に置くことにした。
 別に電話がないまま帰宅したとしても、彼女は不機嫌になる可能性はゼロ。
 そう。
 ちゃんと帰ってきてさえくれれば…。


 と。


「なにがそんなに楽しみなんだ?」

 笑いを含ませた低いテノール。
 ティファは心臓が一気に収縮し、鼓動が大きく跳ねるのを感じた。
 ビックリして勢い良く振り返る。
 そこには、口元を押さえて笑いをこらえている……。


「クラウド!?え、え、なんで!?なんでここに…ってあれ?え、な、なに?え〜!なんでここに〜!!」


 一人真っ赤になってパニックになり、支離滅裂な言葉を口にしてしまうティファに、クラウドは堪えきれずにクックック…と笑い声を洩らすと、
「八百屋で買い物しただろ?あのあとすぐくらいからずっと後ろにいた」
「え!?うそ!!」
「本当に…」
 ティファのまん丸な目が更に見開かれる。
 クラウドはとうとう我慢出来ずに肩を揺すって大笑いした。
 対するティファは、羞恥心も後押ししたようで、耳まで真っ赤になると悔しそうに唇を尖らせた。

「もう!だったら早く声をかけてくれたら良いのに!!」

 どこかムキになって言い募る彼女に、少しだけ上体をそらし、両手を降参するように軽く上げながら、それでもクラウドはおかしそうに笑っていた。

「悪かった、悪かった。あんまりにも楽しそうに買い物してたからついな…」
「なにが『ついな』よ!ほんっとうに人が悪い」
「そんなに怒るな。可愛い顔が台無しだぞ?」
「な!!」

 サラリ、と口にされたその言葉にティファは口にしようとしていた全ての文句を封じ込められた。
 これ以上は無理、というほど真っ赤になったまま、クラウドの台詞にガチガチに固まる。
 クラウドは、ニッ…と笑うと、
「さ。デンゼルとマリンが戻ってくるまでにまだ時間あるし、少しだけ寄り道して帰ろう」
 ティファの手からあっさり荷物を取り上げると、片腕でそれを上手に抱え込み、空いた方の手でティファの手を握った。
 そして、そのまま何事もないかのように歩き出す。
 あまりにも自然な流れで手をつながれ、ティファの脳内は完全にパニック。
 だって…。

「本当に……クラウド……?」
「なに言ってるんだ?目を開けて歩いたまま寝れるのか、ティファは?」
「な!」

 ひねくれ口を叩くクラウドに、ティファは顔を引き攣らせた。
 だが、その引き攣った顔は親愛の情を持っている相手にしか見せない、一種の『意地』のようなもので、クラウドの笑みを誘うものでしかなかった。

「やっぱりたまにはこうして早く帰るのも良いもんだな。お陰で珍しいものも見られるし」
「…それってもしかしなくても…」
「あぁ、俺の手をつないでる人」
「む!私がつないでるんじゃないもん。クラウドが私の手を握ってるんだから!」
「そうか?じゃあ離す」
「ダメ!!」

 クラウドの意地悪な言葉に、ティファは即答して自身からもギュッと彼の大きな手を握った。

「ほら、やっぱり俺の手を握ってる人…、で合ってるだろ?」
「〜〜〜!」

 なんともはや。
 まさか、もうすぐ会える、と思って心弾ませていたその相手が急に目の前に現われたばかりでなく、こうして完全に主導権を握られることになるとは!

 だけど…。

「もう…」

 胸に残っていた小さな小さな不満を追い出すように小さく溜め息を吐き出したら…。


「おかえり、クラウド」


 簡単に口に出来るのは、言いたくて仕方なかった一言。
 そうすると、ほら。


「あぁ、ただいま、ティファ」


 自分にしか見せない彼の本当の笑顔。
 この笑顔に酔わされる。
 彼のこの顔が見たいがために、すごくすごく会いたいのをこらえ、いつも仕事へと送り出すのだから。
 彼のいない留守を守っているのだから…。


「ティファ、あそこの喫茶店入らないか?」
「わ〜!すっごく可愛い。なんで知ってたの?」
「配達先の依頼主にこの前聞いてて、いつかティファと二人で入ってみたいな、って思ってた」
「…デンゼルとマリンは?」
「…最初は二人だけが良い…って思ったんだが……やっぱりまずかったか…?」
「ふふ……。二人には悪いけど凄く嬉しい」
「そうか…良かった」
「うん!それに、良いお店だったら今度は二人も一緒に来たら良いもん」
「あぁ…そうだな。今日は土産を買って帰るので我慢してもらおう」
「ふふ…たまには…ね?」
「あぁ…たまにだけ…な」


 恋人と手をつないで歩く。
 恋人と一緒に喫茶店でお茶をする。
 恋人と一緒にウィンドーショッピングをする。


 それは『恋人同士』にとってはなんでもない極々普通の行為。
 だが、それが『普通』ではなくこんなにも『大切』で『愛しい』時間となる。
 たまたま早く帰れたクラウドと。
 たまたま買い物に出ていたティファ。

 特になんでもないはずのことが二人揃うとこんなにも『幸せ』なものに変化する。


「ふふ」
「なんだ?」
「ううん、なんか幸せだなぁって」
「そっか…」
「うん」
「そうだな…
俺も
「ん?」
「いや、なんでもない」
「ふふ、変なクラウド」
「…そうか?」
「うん、そうだよ」
「ふっ…そうか」
「ふふ」


 どうしてもこぼれてしまうしのび笑い。
 街行く他の恋人達に自慢したくて仕方ない。


 ― 『この人が私の一番素敵な人よ』 ―


 そう。
 今、この瞬間他の誰にも負けない。
 一番、最高に幸せなのは私。


 ティファはうっかりスキップしそうになる気持ちを抑えながらクラウドと喫茶店に入った。
 クラウドが、自分とそっくりそのまま同じ気持ちでいてくれているとは夢にも思わずに…。


 その日のチョコレートパフェとカプチーノは絶品だったことは言うまでもない。


 たまにで良い。
 たまにはこうして普通の恋人同士みたいに。


 二人で…。



 あとがき

 砂を吐きそうなラブラブクラティを書きたくなったんです。
 でも、これじゃあ、ティファがただ単にクラウドにメロメロなだけになってしまいましたね。
 …。
 でもまぁ、ティファが幸せだからこれで良し!(笑)