思いがけずに一人旅 11バラバラバラバラ………!! ヘリのプロペラ音が耳につく。 ティファの膝の上では、強く握り締められた手が白くなっていた。 先程知らされたリーブからの報告に、気がおかしくなりそうなほど動揺している。 子供達は無事だろうか…? リーブは大丈夫だと言っていたが……本当に? 自分を動揺させまいとウソを吐いてるのでは……? 疑い出したらキリがない。 ここ数日間の疲労と、クラウドとの喧嘩、そして思わぬアクシデントの積み重ねで、ティファの精神状態は自分でも自覚しない内に大きく、ティファの心身を侵食していた。 そんなティファの心を更に掻き乱したもの…。 それがでスーンと彼女の両親の姿…。 両親に涙を流しながら懺悔する彼女の後悔に崩折れたその姿に…。 ティファの心が悲鳴を上げた。 いくら村人が良い人達であったとしても、その心に侵食している不安と悲しみは払拭されはしなかった……。 ティファにはもう、血の繋がった家族はこの世にいない。 スーンの姿を見て、その事実を突然思い知らされた気がした。 そして今。 ティファは自分の『家族』が危機に晒され、もう一人の『家族』と呼べる彼とは未だに仲直りが出来ていない。 仲間達が言うには、クラウドは自分が怒っていると誤解して落ち込んでいるようだ。 その事がまた、ティファの気持ちを追い込んでいた。 悪いのは自分…。 疲れている彼を上手に労わってやれなかった自分のせい…。 それなのに、彼が誤解して苦しんでいるとは…! こんな事になるなら、コスタで迷っている時に電話をすれば良かった。 顔を見てちゃんと謝罪したい……などと言い訳をして、結局逃げてしまったのだ。 イヤ、本当はそれ以前にチャンスはいくらでもあったのだ。 ユフィ達の作戦に乗る前。 そして作戦に乗った後。 電話でも良い。 一言、自分の声で『ごめんなさい』と、たった一言告げるだけで良かったのに……。 そうしたら、もっと別の『今』があっただろうに…。 後悔しても仕切れない。 ティファはとことん、自分が嫌いになっていた。 「ほんとに……イヤになっちゃう……」 ポツリと呟いたティファの言葉は、ヘリのパイロットにも、助手席に座っているWROの隊員にも聞かれる事はなかった。 こんな気持ちのまま、クラウドに上手く自分の気持ちを伝えられる自信が無い。 イヤ……。 伝える自信が無いんじゃない。 彼に『謝罪を拒絶されて耐えられる』自信が無いのだ。 そして、こんなにも己を守る事にのみ執着している醜い自分を曝け出す勇気がないのだ。 こんな醜い私……クラウドが見たらなんて思うかしら……。 彼が軽蔑したように自分を見る…。 その呆れたような……侮蔑の光を宿した瞳を想像しただけで、身が竦む。 心優しい彼の事だから、そんな事はない……と思いながらも、それでも……。 謝罪の一言も伝えていない状態でクラウドと再会しなくてはならない現実に、ティファの心は鉛のように重くなるのだった。 ティファがヘリに乗る数十分前…。 シエラ号にヴィンセント達を無事収容する事が出来た一向は、とりあえず大陸の見えない大海原をあてどもなく飛行中だった。 「どうだ、ボーンビレッジの様子は?」 シドの声に、モニターを確認していたクルーが、 「それがですね…」 困惑気味な声を上げる。 「どうも……例の『ドラゴン』ですが……。ボーンビレッジに向かっていないようなんです」 「はぁ?」 眉を顰める艦長に、そのクルーはゴクリと唾を飲み込むと、 「そ、それで……ですが……どうも………」 言い辛いのか、実に歯切れの悪い話し方をする。 「くぁああ!!サッサと言えよ、イライラすんだろうが!!」 元々そんなに短気な性質な上、今は緊急時。 シドのイラついた声に、そのクルーは怒鳴られた為ではない『別の冷や汗』を浮かべながら口を開いた。 「真っ直ぐ……こっちに向かってます……」 「なぁにぃーーー!?!?」 シドの大声に、デンゼルとマリンはビクッと身体を震わせてシドを見た。 リーブも青ざめて「スクリーンに映して!」と指示を出している。 パッ…と映し出されたのは、大きく翼を広げ、雄大に空を舞うシルバードラゴンの姿…。 獰猛なその顔つきを除けば、その空を舞う姿は美しくすら見える。 「な、何で着いて来てんのさ!!」 やっとの思いでシエラ号に収容されたユフィが、息も切れ切れに悪態を吐いた。 「誰も呼んでないのにぃ……」 その足元では、疲労困憊のナナキがへたっている。 ヴィンセントは既に息を整えてはいるが、その表情はいつにも増して険しかった。 「おいおいおい!!ユフィ、お前もしかして、採掘場から何かくすねたんじゃねぇだろうな!?」 バレットがウータイの忍をねめつけた。 「バカ!!そんな暇がどこにあったのさ!!!!」 眉を吊り上げ、ギンッ!!!と睨みつけて即反論するユフィに、バレットは「そ、そうだな……」と、気圧されて半歩後ずさった。 「父ちゃん……」 「落ち込むな、マリン。大丈夫だ、マリンは今はクラウドとティファの子供だから…」 みっともない養父の姿に項垂れたマリンを、どこかズレた論法でデンゼルが慰める。 「……どういう事だ……?」 一人、冷静な寡黙な英雄は、整った顎に手を当てて考え込むと、ふと何かに気付いてリーブへ近寄った。 「リーブ、ボーンビレッジから何か持って出てきたか?」 リーブはフルリと頭を振る。 「いえ、とりあえず何も持たずに逃げるよう伝えて……………!?」 「…もしかしたら…作業員の中で誰か……」 「……確認してみましょう」 短いやり取りの末、リーブは何人かの隊員達に指示を出した。 そして、リーブ自身はWROのヘリに無線で『ボーンビレッジから何か発掘した物を持ち出していないか』確認を取る。 その結果…。 「わりぃ……つい……」 「クレーズさん……」 「クレーズのおっさん……」 クレーズのカバンから、割れた壺から出てきた『角』のような物が大切に布に包まれて出てきたのだ。 「クレーズさん…あのですねぇ……」 「いやぁ…つい……」 バツの悪そうな顔をしながら頭を掻いてみせるクレーズに、バレットがこめかみをピクピクさせながら、鼻息も荒く詰め寄ろうとする。 それをマリンが必死に足にしがみ付いて止め、デンゼルが「おっさん……勘弁してくれよ……」と、ガックリと肩を落とした。 「ま、まぁ……結局この『角』らしき物が、最近ボーンビレッジで起こっていた奇怪な現象の元凶だという事ははっきりしましたね」 気を取り直すようにリーブが口を開く。 「元凶は分かったが……どうすんの……これ……?」 ユフィが呆れたようにその『角』を覗き込む。 「海にでも捨てたら、ドラゴンも一緒に後を追わないかなぁ…」 ナナキの発言に、クレーズ他、採掘作業員がギョッとした。 「とんでもない!!」 「こんな貴重な遺産を海に捨てるだなんて!!!」 「この『角』にはもしかしたら『ドラゴン』を引き寄せる以上の何かがあるかもしれないのに!!!!」 「何よりも海に捨てて、もしもその海域に奇怪な現象が起きたらどうするんだ!!!!!」 あっという間に猛反対され、ナナキはシュンと耳と尾を垂れた。 「ごめんなさい……」 そんなナナキを子供達が必死に身体を撫でて慰める。 「でもよ……こんな『角』のどこにあの『ドラゴン』を引き寄せる力があるんだろうなぁ……」 シドがもっともな疑問を口にした。 確かに、見てくれは何の変哲もない『発掘された遺物』。 捻じり曲がって三日月のように湾曲しているその『角』は、一見『角笛』のように片方に向けて少々大きく膨らんでいる。 「『角笛』……に、見えなくもないな……」 「そうだなぁ…。でも……」 「『角笛』にしては……こう……『口』がそんなに大きくないんだよなぁ……」 「それに、仮にこれが『角笛』と仮定したとしても、『音』も出してないのにドラゴンが引き寄せられる意味が分からん」 「「「「う〜〜〜ん……」」」」 長年、発掘という作業に携わっていた男達は、一斉に唸り声を上げた。 さっぱり分からないのだ。 これまでにも不可思議な『遺物』を発掘したことはある。 それは、古の時代を生きていた人々の装飾品であったり、はたまた身を守る防具であったり、日々の糧を得る為の武器だったり……。 時には、祭りで使用されたと思われる『楽器』も発掘した事があった。 しかし、それらの数々の豊富な経験を持つ男達でさえ、この目の前にある『角』は見た事がない。 それだけに『貴重な品』ということになるのだが……。 「何に使ったんだろうなぁ……?」 「まさか『ドラゴンをおびき寄せる為』じゃないよなぁ……」 「そんな事したら、命がいくつあっても足りないぜ…?」 「「「「だよなぁ……」」」」 「あ〜、でもさ。もしかして『ドラゴンを操る道具』なのかもよ?」 「しっかしなぁ……」 「どうやって使うのか、今のところさっぱりだからなぁ…」 「こっちの細い方から吹けるんじゃないのか?」 「『角笛』みたいにか?まぁ、出来ない事もないだろうけど……」 「何が起こるか分からんから、めったな事は出来ないしなぁ……」 「なぁなぁ。仮にさぁ、この『角』が粉々になったら……ドラゴンはどうなるんだろう…?」 何気なく言ったデンゼルの一言に、発掘作業員達が殺気だった目で睨み付けた。 「か、仮にって言っただろ!?だから、ドラゴンはどっかに行くのか……それとも……大人しくなるのか……って事を聞きたかったんだって!!」 両手を軽く上げて必死に弁明するデンゼルに、クレーズが「そうか……うん、そうだなぁ…」と、呟いて考え込んだ。 確かに、この『角』にドラゴンが引き寄せられてシエラ号を追っている。 しかし、もしも仮に、落っことして粉々になってしまったとしたら…? ドラゴンはどうなるのだろう? そもそも、一体あのドラゴンはどこからやって来たと言うのか……? 考え出せばきりがない。 すっかり袋小路に迷い込んでしまった。 検査も十分していない為、この『角』の使い方がさっぱり分からない。 だからこそ、クレーズはこの『角』がモンスターの群れに跡形もなく踏み潰されるのを惜しいと思い、こっそり持ち出したのだが、まさか一連のモンスター騒動の元凶だったとは思いもよらなかった。 「人生は驚きの連続だ……」 「まったくです……」 クレーズの呟きに、リーブが溜め息で同意した。 そうこう言っている間にも…。 「艦長!!ドラゴンがスピードを上げましたーーー!!!!」 「「「「なにーーーーーー!?!?!?」」」」 クルーの悲鳴のような報告に、操舵室が一気に騒然となった。 スクリーンに映っているドラゴンが、気のせいか妙に生々しく……リアルに見える…。 「ゲッ…!!なんちゅうスピードだ!!!」 シドが目を剥いた。 そして大慌てで各クルー達に指示を飛ばす。 「おい、全速力で飛ばすから、どっかに掴まれ!!!」 艦内にシドのだみ声が大音量で流れる。 慌てて子供達は手を強く握り合い、その子供達を片腕でバレットがしっかりと抱きしめ、もう片方の腕を柵に引っ掛ける。 ヴィンセントはナナキを片手で庇いながら、自身も手すりに掴まり、ユフィはそんなヴィンセントの前で手すりを必死に掴んで衝撃に備えている。 リーブはシドの傍らに立ち、グッと両足に力を入れつつシドのもたれている椅子の背を掴んだ。 クレーズ達作業員はとにかく床に蹲る(うずくまる)。 「エンジン全開!!!」 シドの声を合図にシエラ号の全エンジンがフル回転し、シエラ号は一気にその速力を早めた。 ガクン…!!という衝撃の次の瞬間、艦全体が小刻みに揺れる。 シエラ号は猛スピードで空飛ぶ脅威から急速に遠ざかった…。 その直後。 リーブにティファから電話が入り、事情を大まかに説明。 その後、クラウン隊員に連絡を入れたのだった…。 「………というわけです…」 「………………」 「…クラウドさん……大丈夫ですか?」 「………………」 クラウンからリーブの電話の内容を全て聞いたクラウドは、放心状態だった…。 とりあえず、子供達がクラウドを拒んだ為に、リーブが電話を代わらなかったのではない事は分かった。 それどころではなかったのだから…。 しかし……。 あり得ない…!! 何だってそんな……『新種』のドラゴンに子供達の乗ってるシエラ号が狙われるんだ!? 『ドラゴン』って言ってたが、いくら『新種』でも、そこまでの飛空力を持つなら『ドラゴン』じゃなくて『ウェポン』じゃないか……!?!? しかも……。 「…そのシエラ号に……ティファが向かってるって……言ったよな……?」 「…はい」 「…………」 「あの…クラウドさん?」 「……………勘弁してくれ……」 もう……あまりのことに言葉も出ない…。 クラウドは泣きそうな気持ちになりながら、ベンチに座った状態で頭を抱え込んみ、膝に顔を埋めた。 なんだってこんな目に合わなくちゃならないんだ!? というのが、クラウドの正直な気持ちである。 その気持ちを、一体誰が咎められるだろう……。 この一週間。 今日という日の為に日夜必死に働いた。 その結果。 疲労が溜まり過ぎて最愛の人にみっともない八つ当たりをした挙句、仲違いしたまま急に入った仕事を引き受けるという約束を破る最低な行動に出た。 そして、更には子供達にその件について一切説明せずに家を飛び出し、子供達まで悲しい思いを味わわせるという父親代わり失格としか思えない態度を取った。 おまけに…。 頭が冷えて謝罪すべき対象の愛しい人と子供達が…。 こともあろうに『新種』の『ドラゴン』の脅威に晒されている。 もう『悪夢』としか言いようがない…。 シャインがオロオロとクラウドとクラウンを交互に見上げているが、クラウドにその少女を宥めてやるだけの余裕はない。 「大丈夫だよ。ちょっとお仕事が大変になっちゃったんだ」 クラウンの説明を聞くとはなしに聞きながら、クラウドは大きな溜め息を吐いた。 そんなクラウドの金髪に、シャインがそろそろと手を伸ばして、一生懸命『よしよし』と撫で始めた。 緩慢な動作で顔を上げると、泣きそうな顔をしながら真っ赤になって必死に慰めようとしている少女の顔があった。 恐らくシャインは、仕事が忙しいという彼女の父親とクラウドを重ねたのだろう…。 一生懸命、頭を撫でてくるシャインに、クラウドは自然と頬を緩めると、 「ごめんな……ありがとう。もう大丈夫だから…」 そう言って、心配そうに見つめてくる少女の頭を軽く撫で返した。 くすぐったそうに首を竦めるシャインの仕草に、デンゼルとマリンの姿が重なる。 そして…。 そんなデンゼルとマリンの後ろでいつも優しい笑みを浮かべているティファの姿が髣髴と甦った…。 ギュッと胸が締め付けられる。 子供達の乗っているシエラ号が、新種の『ドラゴン』の脅威に晒されている。 そして、その危険の迫っているシエラ号にティファが向かっている。 彼女とは未だに仲直りを……謝罪の言葉を伝えていない。 子供達にもだ…! もしも………もしもこのまま………。 彼女の微笑をもう二度と見られなかったら……? 子供達をもう二度と抱きしめられなかったら……? 冗談じゃない! そんな人生、何の意味もない!! 絶対に……絶対に取り戻してみせる!!! クラウドは携帯を取り出し時刻を見た。 コスタに到着するまであと十分程度。 コスタからゴンガガ村までヘリでおよそ三十分足らず。 そこからティファの後を追ってヘリでシエラ号まで向かったとしても……。 問題はどこでシエラ号に収容してもらうか……だ。 その点については、ティファもどうやってシエラ号に合流するつもりなのだろう…? シエラ号に、ヘリを収容出来るスペースがあっただろうか……? あったとしても、ヘリ一台が限度だろう…。 …………。 まさか、空中で収容してもらうわけにはいかないな…。 そんな荒業、命が幾つあっても足りはしない。 イヤイヤ…。 それよりも、どうやって『シエラ号からドラゴンの意識を逸らす』かが先だ。 その点について、リーブ達は何か策を練っているのだろうか……? 「クラウン…。ドラゴンをどうするつもりなのかリーブは話していたか?」 急に瞳に力を取り戻したクラウドに、一瞬目を見開いた隊員は、すぐに表情を引き締めた。 「いえ…。現時点では何も…。ただ、かなり大型なドラゴンで飛行能力も高い事と、何より非戦闘員が乗っている事から、今は逃げの一手のみです」 「……そうか…」 「それに…」 「それに?」 「これは俺の推測ですが、局長は恐らくドラゴンが何らかの『特殊能力』を持っている事を危惧して、容易に近づく事を避けているんだと思います」 「『特殊能力』……そうだな。レッドドラゴンですら、火を吐くからな…。ましてや『新種』のドラゴンか…。どんな力を持っているのか未知の世界だな……」 隊員の冷静な分析に、クラウドは素直に頷いた。 『新種』のドラゴン。 確かに、不用意に近付くのは自殺行為だ。 非戦闘員がいるなら尚更…。 しかし、このまま逃げ続ける事は出来ない。 シエラ号にもエネルギーという物が必要なのだから、ある程度飛行したら補給しなくてはならない。 遅かれ早かれ、シエラ号も『ガス欠』になる。 その時、ドラゴンに攻撃されたら被害は免れられないだろう…。 出来れば、そうなる前に子供達や非戦闘員を安全な所で下ろし、ドラゴンを引き付けて人気のない荒野へ向かうのが一番だろう…。 きっと、リーブ達もその方向で考えてはいるに違いない…。 ただ問題は…。 「どこで下ろすか……だな……」 どこか村か町の傍で下ろす事が出来たら一番良いのだが、そうする事によってドラゴンが万が一、その村や町に興味を持ってしまったら一大事だ。 無論、その『角』とやらが本当にドラゴンを引き寄せているのだとしたら問題はないのだが…。 それでも万が一……という事を考慮しておかなくてはならない。 あ、しまった…。 では済まされないのだから…。 一人でブツブツ思案しだしたクラウドを、シャインは戸惑ったように見つめていたが、クラウンは柔らかな笑みを浮かべていた。 ようやく、クラウドが本来の『自分』を取り戻したと分かったからだ。 「まったく……ほんとに手間のかかる人だよな……」 「ん?何か言ったか?」 「いえ、別に何も」 ボソリと呟いたクラウン隊員に、物思いに耽っていたクラウドが不思議そうに顔を上げる。 褐色の肌の青年はニッコリと笑って首を振った。 「そうか……?」と、首を傾げながら再び思考の海に沈むクラウドに、青年はそっと安堵の溜め息を吐いたのだった。 あとがき ようやく自分を取り戻したクラウド。 一方、ティファはスーンと彼女の両親の姿に、思いのほか精神的ダメージを受けてしまってますね。 病室で横たわっている家族を見て、涙する人の姿は本当にキツイんですよね。 では、次回をお待ち下さいませm(__)m |